COLLABORATION
YUSUKE
FUKUSHIMA
MENS FASHION BUYER &
FASHION DIRECTOR
004
ハレの日でも
活躍必至な
クラッチバッグ
福島雄介
メンズファッションバイヤー&
ファッションディレクター
最後は、ティアモ福島の愛称で多忙を極めるファッションバイヤー福島雄介氏とのコラボレーションバッグ。世界中から多くのアイテムを買い付けてきた氏が、いま求めるバッグを具現化しました。ありそうでなかった別注バッグが完成しましたよ。
レディスアイテムをヒントにした
バッグとは?
「着飾って出かけるシーンが一日も早く戻ってくるように、という願いも込めてオーダーしました」と福島氏が語るコラボアイテムは、結婚式などパーティシーンでも活躍必至のバッグ2種です。「パーティシーンでの男性のバッグって、これまでも正解がわかりにくいものだったと思います」。
ならば、ということで考え抜いた結果、辿り着いた答えのひとつが、レディスアイテムからヒントを得た、完全別注のワンハンドルバッグ。「最近メンズでも一般的になってきた巾着バッグよりもカジュアル感抑えめの構造がポイント。具体的にはループの幅にとことんこだわり、全体のフォルムが三角形ではなく台形になるように工夫しました」。シュリンクレザーとシュリンク×アルカンターラの2モデルのラインナップ。
華やかなシーンでも使える
クラッチバッグ
もうひとつは正統派ながら、サイズ感において妥協することなく理想型を追求したクラッチバッグ。「横型で大きすぎないクラッチって、世の中になかなかないんですよ。だから、マチ幅も含め、意外と細かく注文を出しました」。さらに、利便性を考慮した付属のストラップを付ける金属製の留め具も、外からは決して見えないように配置。華やかなシーンで無粋に見えないアイデアが随所に散りばめられた、細やかなこだわりの結晶です。
PROFILE
“ティアモ”の愛称で親しまれているメンズファッションバイヤー/ファッションディレクター。2009年に株式会社ナノ・ユニバースに入社。2017年よりメンズバイヤーに就任し同年にYouTubeチャンネル「Tiamo La moda」の司会進行も担当。現在は後続の新番組「Tiamo La...」にてファッションとライフスタイルの発信をしている。2021年3月からフリーランスとして独立し、大手百貨店や有名セレクトショップとのイベント、別注商品企画などクリエイティブなバイヤーとして活躍。